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歯がグラグラ・歯茎の腫れ出血

歯がグラグラする

原因

歯周病

最も多い原因です。歯を支えている骨(歯槽骨)が、代謝が落ちることで歯周病菌による炎症で少しずつ溶けていき、歯の支えが弱くなりぐらつきが出てきます。
痛みがないまま進行するのが特徴です。

外傷

スポーツや事故などで歯に直接衝撃が加わると、歯の周囲の組織がダメージを受け、ぐらつくことがあります。

歯根破折

強い力や過去の根管治療の影響で、歯の根が割れているとグラグラすることがあります。

歯ぎしり

無意識の食いしばりや歯ぎしりが続くと、歯とその周囲の組織に過度な負荷がかかり、歯の動揺を引き起こすことがあります。

診断と治療法

1.診査・診断

  • 歯の動揺度のチェック
  • 歯周ポケットの深さや歯槽骨の状態を確認
    (レントゲン撮影)
  • 噛み合わせのチェック

2.歯周基本治療

歯石除去(スケーリング)、ルートプレーニングで歯周病の原因を除去します。
炎症が落ち着くことでぐらつきが軽減することがあります。

3.マウスピース

歯ぎしり食いしばりによる負担を軽減するためにマウスピースを使用することもあります。

4.動揺歯の固定

ぐらついている歯を周囲の歯と固定して、噛む力の負担を分散させることがあります。

5.抜歯

重度の場合は抜歯が必要になることも。その後はブリッジや入れ歯、インプラントなどの治療をご提案します。

 

歯のぐらつきは、大切な歯からのSOSです。
まだ大丈夫かなと思っていても、歯周病は静かに進行するため、早期発見・早期治療が重要です。

今ある歯を、私はこれからも長く大切に使っていくために。まずはお気軽にご相談ください。

歯茎の腫れ出血

「歯磨きの時に血が出る」
「歯茎が赤く腫れて痛い」
そんな症状、ありませんか?

そのまま放っておくと、歯周病が進行してが歯がグラグラしたり、重度の場合は歯が抜けてしまうこともあります。
よくあることと軽くみず、早めの受診をおすすめします。

原因

歯周病

最も多い原因です。歯と歯茎の間に溜まった歯垢の中にいる細菌が炎症を引き起こし、腫れ・出血・赤みなどの症状を引き起こします。

強すぎるブラッシング

歯垢をとろうと力の入りすぎたブラッシングは歯茎を傷つけてしまいます。

ホルモンバランスの変化

妊娠中、更年期、思春期などは歯茎が敏感になりやすい時期です。
根本的な原因は歯垢(細菌)のため、適切なブラッシングが重要です。

全身疾患や薬の副作用

糖尿病や一部の薬剤(血圧の薬など)も、歯茎に影響を与えることがあります。

治療内容

歯茎の状態チェック

歯周ポケットの深さを測定し、歯周病の進行度を診断。

ブラッシング指導

患者様のお口の中の状態に合わせた正しい磨き方をお伝えします。
ご自身でできるセルフケアが治療の効果を左右します。

歯周基本治療

専用の器具で歯石や歯垢を除去し、歯茎の炎症を改善します。

定期メンテナンス

炎症が落ち着いた後も、再発防止のための定期メンテナンスが大切です。

ご自宅でできるケア

  • 歯と歯茎の境目を優しく丁寧に磨く。
  • フロスや歯間ブラシで歯と歯の間もケア。

 

歯茎の腫れや出血は、痛みが少ないまま進行することが多く、気づいた時には歯周病がかなり進んでいることも。
ですが早めに治療を始めれば、歯茎の健康は取り戻せます。

小さなサインを見逃さず、今ある歯と歯茎を一緒に守っていきましょう。

こんな症状でお悩みの方はこちら

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